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ビショップ、リオへ行く

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スティーヴン・ビショップ / ロマンス・イン・リオ
Stephen Bishop / Romance in Rio

突然思い立って30数年ぶりで購入したスティーヴン・ビショップ。
甘い!けどただいまヘヴィ・ローテーション。
前の記事で採り上げたボビーが「男心に男が惚れる義理が重たい男の世界」なら
ビショップは「男が厭うヤワでナンパなでもちょっと羨ましい優男の世界」か。
甘いよ甘い甘すぎるとか言いながら
今度のデートには忘れずにカーステレオに仕込んでおこうと
彼は思いました。
あとマイケル・フランクスが一枚と甘酸っぱいネオアコが一枚あればバッチリいただきね。
やっぱアズテック・カメラかなー、とさらに思う。
なにがバッチリでどういただきなのかよくわからない。
君の目論みの方がよほど甘いし。
彼女の場合はそこまで愚かではないから
本を読んだり店番をしたりボーっとしたりしている時間と空間のひと隅を占めるのが
こんな音楽ならいいなと思ったりする。
そんなビショップの代表曲を集めただけでも大変なのに
それらを乙女好みのボッサ,ブラジリアン・テイストで再演したのだから
これはもう何というか、妬ましい。
”オン&オン”といい”セイヴ・イット・フォー・ア・レイニー・デイ”といい
”ネヴァー・レッティン・ゴー”といい
いやになるくらい素直で良いメロディ。
使い減りしていない声は今も変わらず瑞々しく
もう文句を言わずにおとなしく聴いてます。
”アンダー・ザ・ジャメイカン・ムーン”のセルフ・カヴァーを初めて収録した
アール・クルー、エリック・クラプトン、ケニー・ランキンも参加の2008作。
プロデュースはオスカー・カストロ・ネヴィス。
by miracle-mule | 2010-03-26 12:32 | 新着CD
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