ウインドウの五木寛之

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weekend booksのショー・ウインドウに飾られた五木寛之の本三冊。
左から”ユニコーンの旅””わが憎しみのイカロス””四月の海賊たち”
どれも30数年前に読んだ自分の私物で売り物ではない。
売らないものを一等地に飾ってどうする?
でも飾りたいし見てもらいたい。
描かれた時代の
白夜の中で夜明けを待つような寄る辺なさが表紙から滲み出て
先の見えない今の時代の足下をぼんやりと照らす。
ような気がしませんか?
三冊とも丁寧にビニールのカバーがかけられている。
庄司薫なんかもそうだったけど
何故か当時はビニールがかけられた本がやけに多かった。
欲望も何もむき出しの21世紀の予感におびえて
何かにくるまれていたかったのだろうか。
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by miracle-mule | 2010-06-11 02:11 | weekend books
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