ジャズの見てくれ

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たいていのひとは同意してくれると思うんだけど
モダン・ジャズのジャケットって異常に洒落ている。
このチェット・ベイカーは
”ジャズ・イン・パリス”というシリーズもののうちの一枚で
オリジナル盤のジャケットとは関係ないけどやっぱり困るくらいに洒落ている。
モダン・ジャズのジャケットを概観して思うのは
ミュージシャンの「熱い想い」と無関係に
デザイナーの勝手で作られたジャケットほどクールでカッコいいんじゃないか
ということ。
たぶん”クッキン”や”クール・ストラッティン”のデザインは
マイルスやソニー・クラークの意向とは無関係だし
作品の本質を反映しようとする気もほとんどない。
あの格好良さは何の制約もなく
デザイナーがやりたいように好きにした結果だろう。
それはデザインの仕事としてはいささか問題かなという気もするけれど
デザインもまた説明ばかりに向かうと衰弱するというのも確かなことだと思う。
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by miracle-mule | 2010-06-15 03:41 | ノート
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