ルーファス覚え書き

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ルーファス・ウェインライトは引用に秀でたひとで聴いていると
聴き馴染んだメロディや音作りにたびたび出会う。
例えば"Oh What a World"では直接ラヴェルの”ボレロ”を引いているし
リリース・ザ・スターズの一曲め"Do I Disappoint You"の後半部分で
金管が狂騒的に唸りを上げる様は
”ボレロ”のクライマックスの巧みなヴァリエイションのようだし
最近作”オール・デイズ・アー・ナイツ”の冒頭を飾る
"Who Are You New York"はドビュッシーの”子供の領分”を換骨奪胎して
ベートーヴェンの”悲愴”をちょいとふりかけた感じ。
しかしながら!驚愕すべきはリリース・ザ・スターズの"Sanssouci "。
カリブの涼やかな風の如きフルートが心地良いこの曲の
一番大事なパートがよりにもよって
荒木一郎の”いとしのマックス "でできているのだ。
ルーファスが印象派の大作曲家に魅かれるのはわかり易いけれど
荒木一郎はね、想像もつきませんでした。
さすがルーファス、引出しが豊富、っていうか豊富過ぎ。
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by miracle-mule | 2010-11-01 12:18 | ノート
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