デレク・トラックス・バンド/ジョイフル・ノイズ
The Derek Trucks Band / Joyful Noise
ブルース、ゴスペル、ジャズ、カントリーといった
滋養豊かな養分をたっぷり吸い上げてすくすくに育った若木のようなギタリスト、
デレク・トラックス率いるバンドの2002年作品(サードアルバム)です。
驚きのカッワーリー・ロックの4では
まるで人の声のみたいな彼のギターが
ラーハット・アリ・ハーンの超絶ヴォーカルと見事に”デュエット”してみせ、
ルベン・ブラデスをヴォーカルに迎えた
ラテン・ロック5には出稼ぎ中の我がラテン魂も里帰りして
久々に血沸き肉踊るかっこよさ。
引きの美学が光るファンク・チューン7の浮遊間もたまりません。
もう無茶苦茶聴いてます。
サザン・ロックが苦手という方にもおすすめの一品。