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新着案内/ボブ・ディラン&フレンズ

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サウンドトラック/アイム・ノット・ゼア
Original Soundtrack / I'm not There

”キャプテン・ファンタスティック”までのエルトン・ジョン。
”心の詩”から”キー・オブ・ライフ”までのスティーヴィー・ワンダー。
そしてレノン=マッカートニー。
どうにも手のつけようのない才能のほとばしりを
”羊をめぐる冒険”にならって羊が憑いているとか
羊が入ってるとかよく言います。
反対に見る影も無く才能が枯れ果てた状態を羊抜けと言います。
どんな才能の持ち主でもいつか羊を手放す時は来るものですが
この人の羊はもう40年以上も入ったままなのだから驚きます。
たまにさすがに抜けたかと思ってもいつの間にかちゃっかり戻っていたりして。
最近のディランのよれ具合を見てると
なんだか羊に操られた老いた木偶人形に見えてきますが
本人はいたって意気軒昂でいま何度目かのピークにあるようです。
今回の映画=サントラ”アイム・ノット・ゼア”では
トム・ヴァーレイン、ウィリー・ネルソンというベテラン、超ベテランを除いて
バリバリの中堅、若手がディランの羊に吸い寄せられるように集まって
それぞれに彼の代表曲やそうでもない曲を思いおもい好きに演っています。
力のあるひとたちが多いのですがそれでも曲に飲み込まれてしまったテイクも多く
ああこうしてエネルギーを得て彼の羊は生き長らえてきたのだなとあらためて納得。
そんな中で見事にディランと対峙しているスフィアン・スティーヴンスや
アントニー(&ジョンソンズ),シャルロット・ゲーンズブールには
それぞれ立派な羊が憑いているようです。
シャルロットに憑いてるのは羊というよりはメス猫かなあ。

迂闊にもジャケット写真で本人と見間違えた
ケイト・ブランシェットのなり切りぶりを
スクリーンでも是非見てみたい。
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by miracle-mule | 2008-04-28 12:25 | 新着CD

別館ー清水館文庫

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Welcome to Jazz Club ピアノ・トリオ・ナイト 1▲
  ・酒とバラの日々/サイラス・チェスナット・トリオ
  ・絶体絶命/トミー・フラナガン・トリオ
  ・風のささやき/ミッシェル・ルグラン etc.
Welcome to Jazz Club ピアノ・トリオ・ナイト 2▲
  ・ユー・ゴー・トゥ・マイ・ヘッド/バリー・ハリス・トリオ
  ・バター・カップ/ヤン・ラングレン・トリオ
  ・時さえ忘れて/ケニー・ドリュー・トリオ etc.
Welcome to Jazz Club ピアノ・トリオ・ナイト 3▲
  ・枯葉/エディ・ヒギンス・トリオ
  ・マイ・フェイバリット・シングス/ハロルド・メイバーン・トリオ
  ・言いだしかねて/スティーブ・キューン・トリオ etc.
Welcome to Jazz Club コンボ・ナイト 1▲
  ・黒いオルフェ/フレディ・ハバード
  ・ボディ・アンド・ソウル/ビンセント・ハーリング
  ・ミッドナイト・ワルツ/エリック・アレキサンダー etc.
Welcome to Jazz Club コンボ・ナイト 2▲
  ・スターダスト/バルネ・ウィラン
  ・星影のステラ/ナット・アダレイ・クインテット
  ・シュルブールの雨傘/ミッシェル・ルグラン etc.
Welcome to Jazz Club コンボ・ナイト 3▲
  ・ラブレター/エディ・ヒギンズ&スコット・ハミルトン
  ・ガール・トーク/ジョー・ベック・トリオ
  ・煙が目にしみる/エディ・ヒギンズ&スコット・ハミルトン etc.
Welcome to Jazz Club ジャズ用語辞典▲CP

Jazz for Beginners CD1
  ・セント・トーマス/ソニー・ロリンズ
  ・コートにすみれを/ジョン・コルトレーン
  ・蓮の花/ケニー・ドーハム
  ・ジャンゴ/MJQ 他
Jazz for Beginners CD2
  ・ワーク・ソング/ナット・アダレイ
  ・朝日の如くさわやかに/ナット・アダレイ
  ・フルハウス/ウエス・モンゴメリー
  ・ラウンド・ミッドナイト/セロニアス・モンク 他

ザ・ベスト・オブ・ブルー・ノートVol.1
  ・ウン・ポコ・ローコ/バド・パウエル
  ・バグス・グルーヴ/ミルト・ジャクソン
  ・チェロキー/クリフォード・ブラウン
  ・処女航海/ハービー・ハンコック 他
ザ・ベスト・オブ・ブルー・ノートVol.2
  ・ブルース・ウォーク/ルー・ドナルドソン
  ・ソング・フォー・マイ・ファーザー/ホレス・シルヴァー
  ・チトリンス・コン・カーン/ケニー・バレル
  ・ザ・サイド・ワインダー/リー・モーガン 他

キャノンボール・アダレイ
  ・サムスィン・エルス
マイルス・デイヴィス
  ・マイ・ファニー・ヴァレンタイン
ウェス・モンゴメリー
  ・フル・ハウス
グレン・ミラー
  ・オリジナル・グレン・ミラー・ベスト20

イージー・リスニング・BOX 80 Disc1 パーシー・フェイス、P・ビュソン他
  ・おもいでの夏
  ・ひき潮
  ・バラ色の人生 etc.
イージー・リスニング・BOX 80 Disc2
  ・夏の日の恋
  ・ララのテーマ
  ・グリーン・スリーヴス etc.
イージー・リスニング・BOX 80 Disc3
  ・オリーブの首飾り
  ・イパネマの娘
  ・タラのテーマ etc,
イージー・リスニング・BOX 80 Disc4
  ・男と女
  ・シボネイ
  ・枯葉

The Beatles
  ・1 (One)
Bob Dylan
  ・Desire (欲望)
Elvis
  ・The King of Rock'n'Roll 1
      My Happiness
      Mystery Train
      Tutti Frutti etc.
  ・The King of Rock'n'Roll 2
       Poor Boy
      Long Tall Sally
       Love Me
  ・The King of Rock'n'Roll 3
      Blueberry Hill
       Party
       Hot Dog
Jimi Hendrix
  ・Smash Hits
Kenny Loggins
  ・High Adventure
The Rolling Stones
  ・Rewind (1971-1984)
Stevie Wonder
  ・Key of Life
The Ventures
  ・Surfin' Deluxe
Willie Nelson
  ・Without a Songs (枯葉〜ハーバー・ライト〜)




以下増築中です
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by miracle-mule | 2008-04-25 02:43 | 清水館文庫建増し中

新着案内/レイ・デイヴィス

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レイ・デイヴィス/ワーキング・マンズ・カフェ
Ray Davies /Working Mans Cafe

ひねくれ者の皮肉屋を演じてはいるけれど
市井の人々への共感に満ちた眼差しがいつも温かい
レイ・デイヴィスの新作です。
グローバリズムを揶揄したと思しき"Vietnam Cowboys"は
メロディの癖から歌いぶりからギターの音色から
何故かマーク・ノップラーにそっくりな
素晴らしくノリの良いロック・ナンバー。
"You're Asking Me"では初期ボウイを彷彿とさせ
"Peace in Our Time"ではキンクス時代の名曲”Waterloo Sunset"の香りが掠め
ラストはクリス・アイザックの十八番風と
レイの多羅尾伴内ぶりが存分に楽しめる一方
レイ節が冴え渡る"Working Man's Cafe"や”Imaginary Man"。
儚さと切なさと遣る瀬なさのあまり泣き出しそうになる"One More Time"と
名曲も目白押しの傑作です。
安易に枯れるることなくレイが現役の最前線にいてくれるのが
ほんとにうれしい。
40年を超えるキャリアの中で今が一番かっこいいな。
六十を過ぎた時こんなおじさんになっていたいです。
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by miracle-mule | 2008-04-24 02:39 | 新着CD

追っかけ桜

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きょうは桜を追いかけて河口湖に行ってきました。
湖の北側、猫のダヤンでおなじみの「木の花美術館」裏手の遊歩道。
ずらりと並んだ桜はきれいでしたが
実のところいまひとつピンと来ませんでした。
桜がいいのは単にきれいだからじゃなくて、
自分の居場所に春が来たっていう喜びがより美しく見せているのかもしれない。
さらに散っていく花をすでに見送ってもいて。

じれったくもそわそわと待ち、
味わい浸って、
寂しさとともに見送る。
この一連のプロセスが桜を楽しむということなのだと
今日学んだ気がします。
未練がましく追いかけ回しても詮無いことであるよ、の意。

しばらくぶりの友人とカフェ(スムージーとカプチーノと娘にひとくちだけもらったイチゴのタルトがたまらなくきれいで美味しい”カフェ・クレマ”)でこれまた久しぶりのコーヒーおかわりの長居。
春の土用の丑の日、いい休みでした。
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by miracle-mule | 2008-04-19 22:15 | day after day

新着案内/クレア・マルダー

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クレア&ザ・リーズンズ/ザ・ムーヴィー
Clare & The Reasons / The Movie

深海の海水から塩を作るみたいに
世の乙女たちの微睡みをかき集めて大鍋で煮つめてできた声を
甘くレトロなメロディと和えてから
カラフルな、でもちょっと彩度を落としたアレンジの皿に盛りつけ
パリ風エスプリ・エッセンスの素を二三滴振りかけると
ドリーミーなポップ・ドルチェのできあがり。
最初はアレンジに癖が無さ過ぎて物足りなさを覚えたものですが
しつこく繰り返し聴くにはこれが正解と思えてくるカロリー・オフな匙加減が見事です。
稀にバネッサ・パラディやヌーヴェル・ヴァーグの”ダンス・ウィズ・ミー”なんて
ロリータ・ポップにハマったりする人(あぁ、自分だ)や
時々ビートルズのっていうよりポールの”ウェン・アイム・64”が
無性に聴きたくなる人(自分だ)や
全然そうでない人にもおすすめの見事なポップスです。
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by miracle-mule | 2008-04-15 01:17 | 新着CD

新着案内/M.ウォード

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M.ウォード/トランジスタ・ラジオ
M.Ward / Transistor Radio

かつてマット・ウォード少年を外の世界や音楽とつなぎ合わせていた
トランジスタ・ラジオへのオマージュのようです。
インタヴューによると大事なラジオはヨセミテ公園の湿原でなくしたらしいのですが
今でもそこにあって音楽を流し続けているような気がするのだそうです。
だとすると本作はなくした湿原のラジオから流れ出る彼の歌声という趣向でしょうか。
ビーチ・ボーイズ、ビートルズ、サンサーンス、バッハ、カントリー・ミュージックなどなど
少年時代に浴びた様々なタイプの音楽が染み込んでできた地下水脈が時を経て
トレモロが効き過ぎて滲んだギターと細かくひび割れたささやき声の
M.ウォードの色を帯びてこんこんと湧き出しています。
鮮やかな景色をすりガラス越しに見たような2005年の4作目。
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by miracle-mule | 2008-04-10 02:32 | 新着CD

新着案内/イノセンス・ミッション

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イノセンス・ミッション/ビーフレンディド
The Innocence Mission / Befriended

きれいなものだけで出来上がったきれないなものには
あまり惹かれない質なのですが
この人たちのつくる世界はみごとな例外です。
隅々まで磨き込まれた音の連なりが
ここしかないという場所にだけ配された
シンプルで奥行きのある音響のランドスケープには
惚れぼれとしてしまいます。
二本のギターが作り出す穏やかな流れに
寡黙なベースがちいさな渦のアクセントがをつけ
遠いこだまのようなピアノやオルガンがが思い出したように現れては消え
ヴォーカルが川面の霞のように漂うと
きれいなものだけで出来上がったものは
やはりきれいなだけでは済まされず
満開の桜に見るような不安な徴を
その響きの背後に潜ませることになります。
イノセンスというのはつまりそういうことなのでしょうか。
2003年の作品です。
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by miracle-mule | 2008-04-06 01:18 | 新着CD

アナログ

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ずっとアナログ・レコード・プレーヤーが壊れていて
レコードが聴けずに寂しい思いをしてました。
そんなところへUSBコードでPCに取り込めるプレーヤーが
SONYから出ると知り喜んだのも束の間、Macでは使えないらしいと分かり落胆。
調べてみたらIONという知らないメーカーから同じようなものが出ていました。
3万円を切るお求め易さもあって早速購入してみましたが...
ちゃっちっ。
アームのウェイトと針以外は全てプラスチック。全プラです。
ターン・テーブルまで鋳物風のプラスチックで軽い軽い。
ほとんど学研大人の科学並みです。
でもそれなりの音がするとうれしいものですね。
初聴きはジュリーと聖子ちゃん。
ジュリー、カッコいい。
”赤いスイートピー”に”風立ちぬ”、歌謡曲って良いなあ。
百恵ちゃんとか明菜ちゃんとかイリヤちゃんも聴いちゃおう。
もちろんメインのニュー・ウェイヴの30センチ・シングルたちも。
単なる場所塞ぎに堕していた連中に光が当たる時がやっと到来したのです。
めでたし、めでたし。
でもちゃんとPCに入れてくれるんだろうか、
全プラ。
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by miracle-mule | 2008-04-02 13:28 | day after day