<   2010年 06月 ( 8 )   > この月の画像一覧

キューン。

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仕事場の裏でノラが二匹子供を産んでただ今子育て中。
父親はダン吉と呼ぶ以外にないこてこてのとら猫で
母親の方はなんというか幸薄そうな感じの茶とら。
これはもう断然幸子でしょう。染子もありかな。
チビたちは親父のダン吉系のとらだけど
これがまた美猫でね、えへへ..
ノラの子だからなかなか近寄らせてもらえないのだけど
先日猫たらしの同僚がなつこい方(写真手前の彰。奥の修二の方はすぐ逃げちゃう)をつかまえて抱かせてくれた。
両の手のひらの中で小首をかしげてこちらを見上げるしぐさの
可愛らしいことといったら..キューン
と途方もない。
理不尽に可愛いぞ。
ここ数年で一等幸せなひと時。
なんとまあ夢見心地の時間であったことだなあ
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by miracle-mule | 2010-06-27 01:57 | day after day

ウォルフィ

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グレン・グールド / モーツァルト:ピアノ・ソナタ8.10.11.12.13.15番

無知ゆえに言えることだけど
グールドを通して聴くモーツァルトは
軽やかで流麗でといった一般に流布しているイメージよりも
重心が低く戯れもせずどこかノイジーでずっとバッハに近い。
なめらかな曲線はほとんど見当たらず
カーブは伊藤若冲みたいなコツコツした小さな升目で描かれて
なにやらコンピュータの基盤のよう。
8番のアレグロ・マエストーソや10番のアレグロ・モデラートでは
暴走列車みたいに突っ走るのに
11番のトルコ行進曲(ロンド・ア・ラ・ターク)は異様にスローで
トルコ兵はもうくたくたである。←これだけでも聴いてほしい。
モーツァルト好きの先入観を嘲笑い好奇心に火を点ける
ウォルフガングというよりはウォルフィと呼んでみたくなる
ユーモアに富んだグールドの痛快な一枚。
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by miracle-mule | 2010-06-23 22:47 | アーカイヴス

アップルなお品

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やっとお店にPCが入った。
始めは安いネットブックでいいやってつもりだったのに
マックをたくさん扱ってるお店に入ったのが間違いだった。
見てくれにきわめて弱い自分たちの場合
見比べたらやっぱりアップルになっちゃうのは自然の流れ。
でもマックブックが手に入るのだから大満足
のはずなんだけど
隣でiPadを買っていたひとの異様にうれしそうな
噛み殺せない笑顔にあてられてプチ敗北感。
いつかうちに来るかなあiPad。
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by miracle-mule | 2010-06-20 01:12 | day after day

続・ジャズの見てくれ

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で、ジャズには縁が薄い自分だが難儀なことに
でなくて有り難いことにブルー・ノートのカタログを中心としたLPと
ジャズ喫茶のマッチを蒐集している御苦労な友人がひとりおり
彼のコレクションの展示をweekend booksのギャラリーでやってみようか
という企画が密かに進行中ていうか潜航中(まだ店主の許可がおりてないので)。
イメージは”乙女のジャズ(仮題)”
マニアじゃなくてもそっとメンタルの柔軟な方たちに向けて
視界の開けた展示にするから
許可してほしいな、店主殿。
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by miracle-mule | 2010-06-16 00:11 | ノート

ジャズの見てくれ

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たいていのひとは同意してくれると思うんだけど
モダン・ジャズのジャケットって異常に洒落ている。
このチェット・ベイカーは
”ジャズ・イン・パリス”というシリーズもののうちの一枚で
オリジナル盤のジャケットとは関係ないけどやっぱり困るくらいに洒落ている。
モダン・ジャズのジャケットを概観して思うのは
ミュージシャンの「熱い想い」と無関係に
デザイナーの勝手で作られたジャケットほどクールでカッコいいんじゃないか
ということ。
たぶん”クッキン”や”クール・ストラッティン”のデザインは
マイルスやソニー・クラークの意向とは無関係だし
作品の本質を反映しようとする気もほとんどない。
あの格好良さは何の制約もなく
デザイナーがやりたいように好きにした結果だろう。
それはデザインの仕事としてはいささか問題かなという気もするけれど
デザインもまた説明ばかりに向かうと衰弱するというのも確かなことだと思う。
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by miracle-mule | 2010-06-15 03:41 | ノート

ウインドウの五木寛之

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weekend booksのショー・ウインドウに飾られた五木寛之の本三冊。
左から”ユニコーンの旅””わが憎しみのイカロス””四月の海賊たち”
どれも30数年前に読んだ自分の私物で売り物ではない。
売らないものを一等地に飾ってどうする?
でも飾りたいし見てもらいたい。
描かれた時代の
白夜の中で夜明けを待つような寄る辺なさが表紙から滲み出て
先の見えない今の時代の足下をぼんやりと照らす。
ような気がしませんか?
三冊とも丁寧にビニールのカバーがかけられている。
庄司薫なんかもそうだったけど
何故か当時はビニールがかけられた本がやけに多かった。
欲望も何もむき出しの21世紀の予感におびえて
何かにくるまれていたかったのだろうか。
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by miracle-mule | 2010-06-11 02:11 | weekend books

ピアノの領分

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坂本龍一 / Avec Piano

”Schola 音楽の学校”があんまりおもしろくてまたぞろ坂本龍一を聴いている。
今日はこれ。
”戦メリ”のピアノ・ヴァージョンで
後にCD化されてからは忘れられてしまったが
最初はこうしたカセット・ブックの体裁だった。
ブックには谷川俊太郎の詩や龍一のモノローグ(教授、尖ってる)
村上龍の献辞なんかが並んでる。
80年代の匂いがぷんぷんの編集、装丁。
CDブックじゃなくて良かったと何故か思える
カセットの質感の温かさ。
すっかりピアノ・ヴァージョンに慣れた耳に
最後に収められたオリジナルのシンセ版が今では新鮮に響く。
目も耳も実に正直でわがまま。
寿命の長い作品ほどそれをあぶり出してみせる。
この作品がどこまで歴史的評価に耐えて行くものか
少しでも長生きして見届けたいと思う。
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で、自分は耳のわがままにまかせつつ
その評価を「わかってないなあ」とニヤついていられたら更にいいな。
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by miracle-mule | 2010-06-07 03:04 | 俺様くんの宝石さ

ストーンズがやって来る、ヤー・ヤ・ヤズ?

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weekend books開店のドサクサにまぎれてすっかり忘れていたのだが
オープン前日バカでかい荷物が届き
何を大袈裟なと開いてみれば
ストーンズ”メインストリートのならず者”のデラックス・エディションであった。
CD二枚、DVD一枚、LP二枚に写真集という
恐竜のようなセットである。
自分へのご祝儀のつもりで発注した
スコット・ウォーカーの五枚組BOXが先方の都合でキャンセルされてしまい
酒の酔いも手伝って腹いせにAmazonでストンーズ相手に暴れたような
おぼろな記憶があるといえばあるのだが
まさかこんなものを注文していたなんてね。
あー驚いた。
だいたいこのところ生涯で最高にストーンズ愛が冷めていて
やはり似たような経緯で正月に届いたストーンズの
3CD+1DVDの”ゲット・ヤー・ヤ・ヤズ・アウト”なぞは
未だに封さえ切っていない有り様なのだ。
いったいどういうメカニズムで
意気消沈するたびにストーンズの箱ものが届くのか
何やら不思議でならない。
ストーン・サークルといい、ストーンズ・ボックスといい
世界はまだまだ怪奇な謎に満ちているわあ。
心の底ではよりを戻したがっているのだろうか、私。
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by miracle-mule | 2010-06-01 00:02 | 俺様くんの宝石さ