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サンプルCD23 ”Jazz'n'Soul”

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市内で古着屋さんを営む沼津のアイドルIちゃんが
忙しい合間を縫って遊びに来てくれた折
irodoriさんのメロンショートのためのサントラを作ったんだ、
って一枚進呈したら
「うわー、うちにも〜」と
こちらの気持ちをおもんばかった優しいお言葉。

古着屋さんのサントラというお題が新鮮で
妄想はいつもと傾向の異なる方面へと流れだし
ジャズ、ソウル、オルガンの三題噺みたいになって
小股の切れ上がったちょいといい姿になりました。
ただキメ過ぎは気恥ずかしくトロさを隠し味にと
ゾンビーズなども混ぜ込んで..


1)Bernie's Tune / Gerry Mulligan
2)Something Strange / Baby Face Willette
3)Time Of The Season ふたりのシーズン/ The Zombies   
4)Mick's Up/ The Style Council
5)Back At The Chicken Shack / Jimmy Smith
6)Rough And Tumble / Joe Henry
7)5:15 / Chris Isaak
8)Pusherman/ Curtis Mayfield
9)Song For My Father/ Horace Silver  
10)Walk Back In / Keb' Mo'
11)Green Onions / Booker T. & The MG's
12)Tighten Up/ Archie Bell & The Drells
13)Full House / Wes Montgomery
14)Rikki Don't Lose That Number / Steely Dan
15)Moondance/My Funny Valentine / Van Morrison

スティーリー・ダン”リキの電話番号”のベースは
ホーレス・シルヴァーの”ソング・フォー・マイ・ファーザー”からそっくりいただきだったんだ。
30年何年も知らずに来たんだなあ。
勉強になるなあ。
たまにはジャズも聴くものだわ。

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by miracle-mule | 2011-06-25 01:55 | プレイリスト

永田和宏 ”もうすぐ夏至だ”

今日の朝日の書評欄から。

「一日が過ぎれば一日減ってゆく君との時間
 もうすぐ夏至だ」

過ぎて行く時間の中でしか人は人と向き合えない。
っていうかそれ以前に生きることもできない。
当たり前以前の話だけど
短い言葉でこうぽんと放って寄こされると
どぎまぎしてうつむいてしまう 
それでいいと思えるまでのしばしの間。
また夏が来る。

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by miracle-mule | 2011-06-19 23:59 | day after day

霧にまかれて

ジェイムズ・ブレイク / ジェイムズ・ブレイク
James Blake / James Blake

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とにかく一度聴いてみてほしい。
気持ち良さと気持ち悪さがこんな風に表裏一体になってる音楽も珍しくないですか。

曲の元々の形は和声を解体するようなとがったものではなく
概ね親しみやすいオーソドックスなリズム&ブルース風。
メロディに負けないダリル・ホールを思い起こさせる歌声は
やはりダリル・ホール同様失速と落下の感触をもたらして美しい。
聴き手は目が覚めるまでどこまでもゆっくりゆっくり墜ちていく。

その一方でCDの読み取りエラーの如きエディットや
背景で持続している律動と無関係に接がれたクリック音は
内科でエコー検査にかけられてるような気持ち悪さで
実際イヤホンで聴いてるぶんには大音量でも問題ないけれど
スピーカーでドーンと鳴らしたらホントに胃に来て気分が悪くなりかけた。
ひとつの曲の中で異なる律動がせめぎあう新たなグルーヴの胎動だろうか。

で、この気持ち良いと悪いが合わさったらどうなのか。
これはひとによってつくづく意見の別れるところだと思われますが
僕の場合に限って申せば手のひらですくえそうな濃い霧に巻かれて
うっとりしつつ立ち尽くしている感じ。
目下今年のNo.1最右翼です。

The Wilhelm Scream
この曲の頭のところ。
I don't know about my dreams って歌ってたんだ。
パパラパパッパッパンって聴こえるんですけど。

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by miracle-mule | 2011-06-16 01:01 | 新着CD

それからはケーキのことばかり考えて暮らした

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今日もいただいてきました、irodori さんのメロンショート。
一週間ぶりに食べてもやっぱりおいしい。またおいしい。
そんなメロンのショートケーキのための(何のため?)サントラです。
世界でも初でしょう、特定のケーキのためのサントラって。
(だから何のため?)
前のirodori blendに比べるるとずっと透明度の高い選曲。
一部最後に濁ったのも混じってますけど(笑)

メロンショート

Misread / Kings Of Convenience
The Drifter / Roger Nichols & The Small Circle Of Friends
Remember Me / Todd Rundgren
Had I Known You Better Then / Hall & Oates   
It Wouldn't Have Made Any Difference / Alison Krauss
Look Of Love / Tony Joe White
Don't Cross The River / America
So Long, Frank Lloyd Wright / Simon & Garfunkel
Rocket Man (I Think It's Going To Be A Long, Long Time) / Elton John
Night Ride Home / Joni Mitchell
Cowgirl In The Sand / Neil Young
Rainbow River / Vashti Bunyan
Turn! Turn! Turn! (To Everything There is a Season) / The Byrds
Me And Julio Down By The Schoolyard / Paul Simon
She Sleeps Alone / The Parade
She's Not There / Colin Blunstone
Sunday Mondays / Vanessa Paradis
Headstart For Happiness / The Style Council
Like A Star / Corinne Bailey Rae
Valentine (I Was Wrong About You) / Ned Doheny
Foolish Love/ Rufus Wainwright
Forever Blue / Chris Isaak
Desperado / The Eagles

追記。
今月15日、weekend booksの夜営業にて味わえます。
数に限りがありますのでお早めに。
ケーキの実物ではありませんので念のため。

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by miracle-mule | 2011-06-08 21:58 | プレイリスト

いい気持ち

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菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール/野生の思考

作詞、作曲、編曲、映画評論、小説、エッセイ、音楽講師
おまけにサックスも吹く全方位的才人菊地成孔。
彼の率いるサックス、ピアノ、バンドネオン、弦楽カルテット、ベース、
ハープ、パーカッションからなるミニ・オーケストラ
ペペ・トルメント・アスカラール2006年の第一作。

それにしても音楽の世界は驚きに満ちていると心底思う。
こんなに膨大な不協和音を積み上げて
スリルと安らぎに満ちた猥雑で典雅な音楽を奏でることが
しかも野生の息吹さえ嗅ぎ取れるポピュラー音楽として成立させることが
可能だなんて夢想したこともなかった。
退屈な時間がないわけじゃない。
メロディやコードの展開がまったく読めないし
それ以前にメロディを把握できないのだから。
しかしある時点でひとつのピースがパチリとハマって
快感が背骨を駆け上がり脳の一部をクスりと揺らすと
それまでの退屈がオセロゲームの駒の如く一気に充足へと裏返って行く。
聴く度に繰り返されるこんな快楽のゲームのおかげで
音楽脳の中の不毛な荒野だとみなして来た領域が
いま肥沃な畑地へと拓かれている実感がある。
これまで音楽として受容できなかったものを
これ以上ないといった明るさを持って受け入れられる。
音楽を聴き続けることの悦びのひとつだ。
一生憶られないだろうと思っていた旋律も
今ではけっこうCDに合わせて口ずさめちゃうし。

このような音楽的僥倖をもたらす眠らない天才に感謝。
菊地のタンゴはピアソラより全然いい気持ち!

冒頭を飾るのはゴダール・フィルムの世にも美しいこの名曲
はなればなれに ”    
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by miracle-mule | 2011-06-07 00:53 | 新着CD

メロンの気持ち

今日はケーキカフェirodoriさんで
今年初のメロンのショートケーキをごちそうになりました。
自分にとって六月は梅雨ではなくてirodori のメロンショートが始まる季節。
もうなんというか瑞々しい甘さが「超超超うまい」
50を過ぎた男の言い草とも思えませんが。
そのおいしさ度をレポートさせていただくならば
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とまあこんな具合です。
その後あっという間に売り切れました。
絶対的お勧め。
ご所望の節は電話で予約なさるがよろしい。

庭にはロータス。
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完璧なシンメトリーと微妙なピンボケ。
鏡いらずの万華鏡のよう。

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by miracle-mule | 2011-06-01 22:44 | day after day