<   2012年 03月 ( 4 )   > この月の画像一覧

フランシーヌ

今日はフランシーヌの命日です。
と言われて理解するひとは
相当古い。






orz
[PR]
by miracle-mule | 2012-03-30 11:56 | day after day

冬の終わりは

c0131206_22134910.jpg

音楽図書館を始めて利用者さんからの最も大きなリアクションは
セレクションの趣味が良いですね。でも
CDがすごくたくさん。でもなく
「え〜、無料なんですかあ」というものなんだけど
先日は初めての方に「どうしてただなんですか」と突っ込まれて
ちょっと言葉につまった。
棚からはみ出したCDが部屋の隅で小山のようになっている様を見て
これ「自分が聴く以外に使い道ないもんかな」
とため息をついたのがそもそものきっかけで
有料だと著作権法にひっかかるけど無料なら問題なしと
著作権協会の電話相談でお墨付きをいただいて始めたわけです。
別にフリーミアムとか深い考えがあったわけではありません。
有料じゃだめだから無料にしただけで
有料でも良ければ品揃えに難のある貸CD 屋だったかもしれない。
でもそのうちに凄い利点に気づいたの。

僕がCDを買うことにうちの奥さんは何の文句も言わないのだけれど
こちらにしてみればなんとなくやましい気もして
「おおっ。知らないうちにこんなCDが届いている!」だの
「わあ。誰かがこんなCDを黙って置いて行きました」とか言いながら
それなりにこそこそ買っていたのに
図書館を始めたら
「ほら。図書館のためだから。私利私欲じゃなくてさ」って
堂々と買えるようになったわけです。わはは..
で。2007年の12月の開館以来我世の春が続いていたわけですが
この春の娘の何かとモノイリな高校進学をもって我世は真冬に再突入。
冬の終わりは真冬の始まり。

で。何が言いたいのかわからなくなってきた。
要するに実に良いタイミングで「ジャズに走ったな自分」ということ。
昨日オーダーしたWayne Shorterの"Speak No Evil"はなんと694円。
先日購入したJohn Coltraneの "Train's Comin'"5枚組にいたっては1200円で
一枚240円の計算だ。
空のCD-Rより安いのじゃないかしら。
ジャズって貧しきものの味方だなあと頼もしく思えたのだが
貧乏人を骨までしゃぶる悪魔かとも思え
考えるのをやめました。
[PR]
by miracle-mule | 2012-03-28 22:25 | day after day

マイルスの酩酊ファンク



Miles Davis / On the Corner
マイルス・デイヴィス / オン・ザ・コーナー”

猛威をふるった”ゴー・ウエスト”の嵐もあっさり西の彼方に去り
今はこのファンクなマイルスが家で車内でガンガン鳴り響いている。
リメイン・イン・ライト”をひっさげて来日したデイヴィッド・バーンは
マイルスのこの”オン・ザ・コーナー”を
ヘッド・フォンで聴き続けていたのだそうで
なんだか凄くうなずける話なのだが
よりイーノの色が濃いバーンとイーノの共作”ブッシュ・オブ・ゴースツ”は
テープ編集に重きをおいたプロダクションという共通項もあって
さらに手触りが近い。
この二作に聴き惚れていた80年当時にそれがわかっていたら
ここ30年ほどの自分の音楽の旅もずいぶん色合いの変わったものになっていたと思う。

一曲目の頭から途切れることなく突き上げるビートとうねるドローン、
切り裂くようなギターとからみつくワウワウ・トランペットのおかげで
五十何分間ずーっと酔いっ放し。
腰に来るファンクなノリと頭の芯を麻痺させるミニマルな反復がもたらすふらつきたまらなく気持ち良く
ついまた頭から聴き始める体たらくだ。
もの凄くたくさんの音がつめこまれていても
無駄な音がまったくない。気がする。
音と音の間の緊張感は引きちぎられる寸前のロープみたいだのに
このただ事でない和み感は何でしょう。
何十回聴いても一向にメロディが頭にはいらないけれどまるで気にならない。
そんな意味ではこのアルバム、
ラップやテクノの世界にも大きな恵を与えていたのかもしれない。
72年の発表当時こんなものを聴いていたジャズ・ファンからすれば
ロックを聴いてる連中が気の毒に思えたかもしれないけれど
ほとんどのジャズ・ファンからはそっぽを向かれたそうだから
世の中は皮肉で面白い。
ニュー・ブラック・ミュージックと呼んで評価してたのは
中村とうようさんくらいじゃなかったろうか。
ああせめて80年代のうちに出会いたかったなあ。

それにしてもタイトル・トラックのマクラフリンのギターの格好良いこと。
”火の鳥”の頃とは大違い、な気がする。
[PR]
by miracle-mule | 2012-03-20 03:45 | 新着CD

目下の一曲4 Go West

モンキーズのデイヴィー・ジョーンズが亡くなって
その日いち日は”デイドリーム・ビリーヴァー”を脳内リプレイして
喪に服そうと思っていたら
店内放送のペット・ショップ・ボーイズ”版”ゴー・ウエスト”に
出会い頭に遭遇。
よりにもよってこのゲイの聖歌みたいな歌に哀れ我が脳みそはあっさり占拠され
神聖たるべき日は終日頭の中で西へ西への大合唱と成り果てた。
ていうかまだ僕の右手は西を差し示し続け.."Go West"
バカバカしい曲なんだけど何年かに一度必ず捕まっちゃうんだな。
あのイントロでトキメイちゃう自分がああ情けない。
それにしてもなんて男性比の高い会場なんでしょうか。



「でもこいつらやっぱりつめが甘いよね。
やるならこれくらいやってほしいよね」
って見始めたのがお馴染みマーク・アーモンドの”ジャッキー”
この仕種,この目線。もう完璧。
完璧に気持ち悪い。
二回で力尽きてそれ以上繰り返し見ること能わず。
ペット・ショップ・ボーイズが何日も執拗に脳内でリプレイされ続けるのは
致死量に至らないこの絶妙な水増し感、詰めの甘さのせいなんだろうな、きっと。
[PR]
by miracle-mule | 2012-03-06 02:25 | ノート