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さよなら朝日

23日の首相官邸周辺での原発再稼働に対する抗議行動。
最低でも一万人以上(主催者発表ではこの四倍)のひと達が集まったにもかかわらず
朝日新聞は朝刊にも夕刊にも関連する記事を
ひとつも掲載することがなかった。
再稼働賛成派にとっても反対派にとっても
また態度を決めかねているひと達にとっても
重大なこの問題に対して黙りを決め込み
無視というより事実の隠蔽に終始して
国民の知る権利を蹂躙する朝日の「逃亡」の罪はとても重い。

前の戦争の時みたいに権力にしっぽを振って
また日本の民主主義を潰すつもりなのですか?
記者のみなさん、現場の誇りはどこに行った?
これまで新潮から叩かれても文春から責められても
応援してきたけれど
もはやこれまで。
さよなら朝日新聞。
元気で原子力村の連中に奉仕してください。
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by miracle-mule | 2012-06-24 00:46 | day after day

セイレーン三態

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メロディ・ガルドー
Melody Gardot / Absence

行き着く先の知れないマイルス地獄(天国)から
真っ当な世界に連れ戻してくれたのは
レナード・コーエンでもルーファス・ウェインライトでもなく
まだ二十代のメロディ・ガルドーだった。
凄い。
底が知れない。
手に余る。
ブラジルを中心とした南米色が濃厚なのだけれど
サンバをやっていてもその向こうに強くブラック・アフリカが香る。
ポール・サイモンが播いて育てた果実は
ガルドーの上にこれでもかとたわわに実ってしまったかのよう。
アフリカ/ブラジルの深く濃い世界を驚くほどさらりと聴かせる一方で
湿気を含んだふるえる歌声はよく寝かされたウイスキーのように
とろりと舌に乗ったあとで
灼けつくように胸を焦がす。
図抜けた才の歌姫のエロスも香しい新作は
目下今年のベスト・アルバム。

鮮烈な印象のアルバム・カヴァーは
どうしても37年前のこの写真を思い出させる。
Roxy Music / Siren
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ついでにこれも。
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by miracle-mule | 2012-06-18 02:33 | 新着CD

weekend books イベントのお知らせ

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こんな企画を考えてみました。

6月24日(日)10:00〜16:00
「大野写真館 ー未来のあなたとわたしへー 」

今回、静岡市のOHNO CAMERA WORKSさんにお願いして、
ポートレートを撮っていただくイベントを開きます。
以下、大野さんのブログより。

・・・   ・・・   ・・・   ・・・   ・・・

データではなく写真を残す。
パソコンにしまいこむのではなく形として写真を残す。
その写真を中心に会話が生まれ生活に潤いが生まれます。

記念写真を撮る。
やっぱり、笑顔の写真がいいですよね。
でも、これから自分が家族や恋人、大切な仲間と過ごしていく時間の中で
未来の大切な人へ伝えたい思いを感じながら写真を撮ってみませんか。
レンズの向こうにその人への思いを胸に・・・

ですから、今回はフィルムカメラで撮影させていただくことにしました。
そして、撮る側も撮られる側も、大切な思いを写真に残す「覚悟」を決めるために
シャッターは3回しか切りません。
少し緊張した表情が写真として残ることも良い思い出になると思います。

使用カメラ  ハッセルと言う真四角のフォーマットのカメラを使わせていただきます。
プリント    白黒写真で私が暗室で一枚づつ
        大キャビネサイズで手焼きプリントさせていただきます。
商品     縦20.5cm×15cmのマットに入った状態での納品となります。
(2000円 送料別600円)

是非、デジタルプリントとは違った味わいをお楽しみいただければと思います。

・・・   ・・・   ・・・   ・・・   ・・・

未来の自分と大切な人のために、
確かな写真を残しておきませんか。
ご予約を受け付けています。

・お名前
・人数
・ご連絡先のお電話番号
・ご来店の時間
をお知らせください。

メール info*weekendbooks.jp (*を@に変えてください)
電話  055-951-4102 (10時〜16時)


この日は大野さんの写真の展示・販売や、
カメラ・写真に関するグッズも並びます。
また、鳥仙珈琲さんのドリップコーヒーと
tentさんの焼き菓子も
お楽しみいただけます。
ぜひ遊びにいらしてくださいませ。

よろしくお願いします。
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by miracle-mule | 2012-06-13 23:25 | weekend books

反復好き



シンプルなモチーフが寄せる波のように幾度も幾度も反復して
曲の律動とはまた別な大きなリズムを作り出す。
波と波のあわいに物語とも言えないような
景色や心象の描写が現れては消えて行く。



MD"So What"といい
ハンコック"Maiden Voyage"といい同じ反復といっても
ミニマルの酩酊ともファンクの陶酔とも異なる
抑制された静かな高揚のようなものがあり
それがとても2010年代(でなければ五十代)の気分にフィットする。
構造だけ見れば小津映画もやはりこんな感じ。
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その最新モデルがアルバムの穏やかな流れに打たれた楔のように
置かれた二曲目の"Five Steps"と七曲目"Beaches"。
You Tube にないようなのでここでさわりだけ
伊藤ゴローのソロ第二作"Glashaus"。
ヘッドフォンのボリュームを上げて
音の隅々に耳を澄ませる。
無人の海面にしんしんと降る雪のような
圧倒的な静寂がやって来る。
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by miracle-mule | 2012-06-04 01:56 | ノート