グラッときて跳ね起き連れあいが起きているのを確認して
階下の娘のところへ駆け下りる。
ここまではとても素早かったのだけれども
普段は大の字でデカデカと寝ている中一の娘、
布団をかぶってもの凄く小さく丸まっているのと
こちらの気が動転しているのとで
目の前にいるのにまったく見えず大声で名前を呼んだ。
「そこにいる」後ろで妻の声がして我に返り娘の上に覆い被さる。
もうダメかもしれない。
恐怖と不安に割り込む感じで、この時は一瞬ただそう思った。
幸い、それをピークに揺れは静まってくれました。
我が家はケガをした者もなく壊れたモノもなくラッキーでした。
東海大地震はこれよりデカイの?
勘弁して。お願いします。
面置きしたピチカートやコーネリアスが枕元に散乱していた。
ミケランジェリのモーツァルトもたまらず落下。
棚から落下寸前のCDたちです。
娘が5年生の時に作った熊らしきオブジェも墜落。
恐かったけれど家族が散り散りの時でなくて良かった。