ぶり返した猛暑凄まじく近隣の人々皆死に絶えたかのごとしで
weekend books前の通りは動くものとてなく
ただ光の粒が狂ったように乱舞するばかり。
お客さんは影も見えず
通りかかる犬もなく
訪ね来るネコさえいない。
この際山羊でもロバでもロバ似の男でもいいから誰ぞ来ぬものかとぼんやり表を眺めていたら
いつの間にやらカエルくんが来店していた。
暑さがこたえたのかウインドウに張り付いてちいさくなっている。
カエルといえどお客様はお客様。
お店で干からびても困るのでカエル・キャラ好きの店主が霧吹きで濡らして差し上げた。
ガラスの内側から見ればよくわかるのだが
喉を鳴らして喜んでいる、へこへこ。
折りたたまれた手足もちょこっとのびてリラックスした模様。
(ホントに背中に模様が浮き出すのだ)
充実したサービスで顧客満足度がまたひとつ高まったwb。
乾いたお客様、霧吹きにたっぷり水を溜めてお持ちしています。