冬の終わりは

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音楽図書館を始めて利用者さんからの最も大きなリアクションは
セレクションの趣味が良いですね。でも
CDがすごくたくさん。でもなく
「え〜、無料なんですかあ」というものなんだけど
先日は初めての方に「どうしてただなんですか」と突っ込まれて
ちょっと言葉につまった。
棚からはみ出したCDが部屋の隅で小山のようになっている様を見て
これ「自分が聴く以外に使い道ないもんかな」
とため息をついたのがそもそものきっかけで
有料だと著作権法にひっかかるけど無料なら問題なしと
著作権協会の電話相談でお墨付きをいただいて始めたわけです。
別にフリーミアムとか深い考えがあったわけではありません。
有料じゃだめだから無料にしただけで
有料でも良ければ品揃えに難のある貸CD 屋だったかもしれない。
でもそのうちに凄い利点に気づいたの。

僕がCDを買うことにうちの奥さんは何の文句も言わないのだけれど
こちらにしてみればなんとなくやましい気もして
「おおっ。知らないうちにこんなCDが届いている!」だの
「わあ。誰かがこんなCDを黙って置いて行きました」とか言いながら
それなりにこそこそ買っていたのに
図書館を始めたら
「ほら。図書館のためだから。私利私欲じゃなくてさ」って
堂々と買えるようになったわけです。わはは..
で。2007年の12月の開館以来我世の春が続いていたわけですが
この春の娘の何かとモノイリな高校進学をもって我世は真冬に再突入。
冬の終わりは真冬の始まり。

で。何が言いたいのかわからなくなってきた。
要するに実に良いタイミングで「ジャズに走ったな自分」ということ。
昨日オーダーしたWayne Shorterの"Speak No Evil"はなんと694円。
先日購入したJohn Coltraneの "Train's Comin'"5枚組にいたっては1200円で
一枚240円の計算だ。
空のCD-Rより安いのじゃないかしら。
ジャズって貧しきものの味方だなあと頼もしく思えたのだが
貧乏人を骨までしゃぶる悪魔かとも思え
考えるのをやめました。
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by miracle-mule | 2012-03-28 22:25 | day after day
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